V50の2.0です。エキスパンションタンク(LLCのリザーブタンク)とアンカレッジ(右側のエンジンマウント)の交換です。
エキスパンションタンクは黄ばんでいたり、細かいヒビが見られた場合は交換時期です。
走行中は 内圧が高いので割れて、冷却水が吹き出ます。
新品と比べますと傷み具合が良くわかります。
アンカレッジは、エキスパンションタンクの下にあります。信号待ちや、朝一の始動後にブルブルと細かい振動を感じられたら交換時期です。
今回の車両は シリコン漏れ(写真の黒い液体)してました。
社外品もありますが、耐久性は 断然純正品です。社外品によっては「交換したのに?」と思うほど振動が収まらない場合もあります。
交換後は 見た目も良く、エンジンも静かです。結構 体感できるのでお勧めです。
1600ccのT4のタイミングベルトは SST無しでは交換できません。
カムシャフトプーリーを抑える工具とクランクプーリーの位置決めの工具が必要です。
ウォーターポンプは ドライブベルト駆動ですが交換するにはタイミングベルトが邪魔ですので外す必要があります。
ウォーターポンプから冷却水漏れがありました。
交換した部品です。ドライブベルトも変えました。
アンカレッジを外した状態での作業なので 少し面倒ですが完了です。
部品と工賃で10万円程度です。3~4日お預かりです。
V70 2.5TLEが エアコン異音で入庫です。
入庫した時点でコンプレッサーのプーリーが焼けてベルトが切れてました。
まずはエアコンガスの点検と状態の点検です。
ベルトはボロボロです。
新しいコンプレッサーと古いコンプレッサーです。
ベルトは2本ありますが、もう一本のベルトとテンショナーもついでに交換しました。
エアコンのベルトにはテンショナーが無いので交換はSSTが必要です。
後は真空引きとガスの充填で完了です。
エアコンが効かず御入庫です。まったく冷えずコンプレッサーが作動しません。
コンプレッサーまで電気は来ているのでコンプレッサー内部不良でリビルト品と交換です。
コンプレッサーはエンジン下部にあり、比較的に交換は楽な方と思います。
交換したコンプレッサーです。今回はリビルト品なので古いコンプレッサーは返却します。
O/Hされて違う車の所へ出荷されます。
交換後、真空引きをして しばらく放置します。真空状態が保たれていれば漏れは無いと言う判断です。
規定量のエアコンガスを充填して完了です。良く冷えるようになりました。
V60T4のエンジンオイル漏れです。
アンダーカバーを外すとオイルパンとインタークーラーホースがオイルまみれです。ヘッドカバーから漏れて下に垂れてきています。
エンジンカバーを外すとエキマニにもオイルが垂れています。
ヘッドカバーパッキンを交換するには イグニッションコイルやインジェクターやホース類を外します。
昔の車と違い ヘッドカバーに到達するまでが大変です。
ヘッドカバーをようやく外しました。パッキンを交換します。
エンジンの中はキレイです。オイル管理が悪いと、黒く汚れてしまいます。燃費の悪化やオイルの消費が多くなります。
組上げていきます。インジェクターの脱着は注意が必要です。ホース類も折損に注意しながら作業します。
ホースと言っても最近はゴムではなくプラスチックのパイプになっています。
組上げたらエンジン始動して、オイル漏れ、ガソリン漏れの確認をして完了です。
850T5-Rのサスペンション交換です。NIVOMATのオイル漏れが交換理由ですが、高額の為 ダウンサスと普通のショックでの交換になりました。
今回はザックスのショックアブソーバーとJAMEXのダウンサスです。850のダウンサスも仕入れづらくなりました。
前後ともアッパーマウントを同時に交換しました。
T5-Rは元々 車高低めですので結果、1cm程度のダウンです。
最後にサイドスリップとハンドル位置を調整して完了です。
暖房を入れると冷却水のニオイがすると言う事で御入庫です。
この場合 ほぼヒーターコアの漏れが原因です。助手席のカーペットをめくってみます。
カーペットの下にLLCが浸水しています。
ヒーターコアの交換は ダッシュボードの脱着は無く作業できます。
今回は社外品で交換します。Oリングは新品を使用します。
白っぽくなっている部分は漏れたLLCが熱で固まったものです。ニオイの原因です。
交換し、フロアの乾燥が済めば 完了です。
漏れがひどい場合はシートを外して カーペットを出して洗う必要があります。
ニオイを感じたら 早めの交換がお勧めです。
エンジンオイル漏れで御入庫です。点検しますと、リアクランクシールのようです。
オイルシールを交換するために、A/Tを外します。
メンバーを外すので上からエンジンを吊っておきます。
A/Tを降ろしドライブプレートを外すとオイル漏れが確認できます。
オイルシールは古いタイプが付いていました。新しいシールと交換します。
交換したら オイル漏れの跡をキレイに清掃します。あとは復元して完了です。
走行中にエンストしたり 息つきのような症状で御入庫です。
確認の為 アイドリングで様子をみていますと、急にアイドリングが上下してエンストしました。
再始動も困難です。
点検しますと、ブーストプレッシャーセンサーがダメでした。インマニ内の負圧と加圧の状態を見ています。
スロットルからのパイプに付いています。
交換後、故障コードも消え症状も無くなりました。
850でラムダマーク点灯です。診断でO2センサーと出たので交換します。
850は02センサーは1個です。(並行車は2個の場合があります)
今回はBOSCHのO2センサーで交換します。
BOSCHによれば 定期的に交換が良いとされています。常に排気ガスに さらされていますからダメージは受けやすいと思います。
交換した後、ECUをリセットする必要がありますので、O2センサーを交換しただけではラムダマークが再点灯する場合があります。