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整備事例

ボルボV70 エンジン不調

エンジン不調で入庫です。症状的にはイグニッションコイルがダメっぽいですが、少し様子がちがいます。

他のイグニッションコイルと交換しても改善しない為 プラグを交換しようと外しますと、ガイシが無くなってます!!祈りながらプラグ交換して始動しますが 変わらず・・・。

コンプレッションを測定しますと No1とNo4が 圧縮ゼロです。大至急 ヘッドを降ろす事に。。。

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上の写真は 通常のピストンです。が。。。

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No1とNo4は 上の写真のようになってました(汗)。もうダメです。バルブ側は、、

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こんな状態でした。バルブシートがエグれてしまってます。

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普通は上の写真のように バルブがピタっと閉じてますが、

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エグれた部分にバルブが当り閉じない状況です。これでは圧縮はゼロです。

イグニッションコイルやデストリビューター等の不具合で失火した状態で走行を続けますと今回のように 取り返しのつかない事になります。チェックランプの点灯や不調がある場合は あたりまえですが、早めの対応が良いです。

ボルボ940 シフトレバー交換

90年代のボルボは シフトレバーが砕ける事があります。今回は940なのでシフトレバーにオーバードライブスイッチがある為、引っこ抜いて 刺す。だけではありません。

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作業はシフトレバーハウジングごと外す必要があります。室内側からとミッション側からと上下攻めです。

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ごっそり外したら、さらに分解です。オーバードライブスイッチの配線がシフトレバーの中を通す為、めんどくさいのです。

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さらに、そのスイッチの配線だけをカプラーから抜きます。これで やっと引っこ抜けます。

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それで、上のような状態になります。

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左が新品、右が砕けたレバーです。レバーの左上が欠けてます。

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組み付け後、シフトゲートの照明の確認とオーバードライブスイッチの作動を確認して完了です。

ボルボV70 ストップランプ点灯せず

電球を交換したけど ストップランプが点灯しないとの事で御入庫です。

285には多くある不具合で、バルブソケットの不良です。

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スピーカーグリルを外しスピーカーを外すと バルブソケットが外せます。ウインカー、ストップ、スモール、すべてが非常に外しづらく 取り付けにくいです。

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右がダメなバルブソケットです、接触不良の為に焼損してます。ひどい場合、ランプボディーも溶けてしまいます。

その場合はソケットを新品にしても取り付けできないので、ランプボディーも交換です。

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今回はランプボディーは大丈夫でした。

点灯確認をして完了です。

EVもやりますよ。

以前にボルボ以外の整備や中古車を御紹介しましたが、今回EVの御注文を頂きました。

電気自動車は低電圧講習以来なので 取説を読みながら操作から勉強です。

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でも、エンジンがモーターになっただけなので、その他は今までと一緒です。

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ボンネットの下にはモーターとインバーターがあります。

整備内容はガソリン車より少ないです。オイル、ベルト、エアクリーナー、プラグ等

無いからです。

車検の為に運転しましたが、「速いっ」そして「スムーズ」です。本当に充電の問題さえ

解消すれば「欲しい。。。」って思いました。できれば テスラ が欲しいです。

ボルボXC70 コンデンサー交換

エアコンが効かずで御入庫です。点検しますと、コンデンサーからガス漏れです。

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コンデンサーの交換には、ラジエターとインタークーラーを一緒に外す必要があります。写真の様に前部分がスカスカになります。下からゴッソリ抜きます。

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右が漏れてるコンデンサーです。ピンホールが3ヶ所あるらしく、漏れたガスのシミが横長につながってます。左が社外の新品です。ブラックにコーティングされてます。

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こんな感じでラジエターとインタークーラーをドッキングさせます。この後 バンパーの下から丸ごと取り付けます。重さで、少し腕がプルプルします。

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組み付け後 真空引きをしてエアコンガスを充填します。同時にLLCのエア抜き作業もして、完了です。

ボルボV70 オルタネーター異音

アイドリングでエンジンから「ギコギコ」音がします。 診断しますとオルタネーターのワンウェイクラッチの異音です。リビルト品と交換する事にしました。

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オルタネーターを交換するには パワステポンプを外し、コンプレッサーと共締めの為、コンプレッサーを ずらす必要があります。

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右が古いオルタネーターです。37万km走行です。。。良く、働いてくれました。10万km以内で壊れるオルタネーターが多い中 奇跡的な走行距離です。

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ドライブベルトテンショナーのプーリーも一緒に交換しました。手で回すと「ザー」と音がしてました。

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あとは復元です。

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交換後、念の為 充電量と放電電流の点検をして完了です。

ボルボ850 ダッシュボード異音

前回 V70Rのダッシュボードの修理以降 作業依頼が増えた ダッシュボードの「バキッ!」音です。

今回は 850です。原因は同じなのでダッシュボードを分解します。

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このような感じです。インダッシュナビが付いていたので配線が多いです。

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左の写真は修理前です。固定する部分が完全に割れてます。右は それらを修正及び補強した所です。

今回の作業過程で エアバックとホーンのコンタクトリールが劣化で 崩れてましたので中古と交換です。

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左が崩れたコンタクトリールです。固定する部分が欠落しコードも飛び出しています。

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欠落した部分はコラムシャフトに残ってます。20年も経過しましたので仕方ないです。

このままですと、SRSランプが点灯したり ウインカーが戻らない時があったりします。

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ダッシュボードを組み付けて、各スイッチ類の作動確認とナビゲーションの設定をして完了です。

 

 

ボルボXC70 エアコン効かず

エアコンの効きが悪く、左の吹出し口は特にぬるいと言う事で御入庫です。

エアコンガス圧を測定しますと、完全にガスが不足しています。

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点検しますとコンデンサーからガス漏れしており 交換になりました。

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まずは、バンパーと左ヘッドライトを外します。

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コンデンサーの漏れている部分です。左は目視でも判るほどです。念の為、ブラックライトを当てると黄色く光っています。(右の写真)

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今回は社外品のコンデンサーを使用しました。

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新品のコンデンサーを取り付けます。

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その後 エアコンサイクルを真空引きして ガスを充填ます。

バンパーとヘッドライトを戻して完了です。

よく冷えるようになりました。

 

ボルボ850 クランクシール オイル漏れ

エンジンオイル漏れです。A/Tとエンジンの境目から漏れてますので、クランクシャフトシールを交換します。

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その為に、A/Tを外します。

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まずは、A/Tの上側を分解してネジを外していきます。この後メンバーを外すのでハンガーをセットします。

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メンバーを外した後、ドライブシャフト等を外して、A/Tを降ろします。

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ドライブプレートを外すと オイルシールから漏れているのが良くわかります。

この後オイルシールを交換して復元します。

ボルボV70 ヒーターコア交換

V70の2003yモデルのヒーターコアの交換です。前モデルのV70と違いダッシュボード分解です。

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オーディオやメーター、センターコンソール等 どんどん外していきます。

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ダッシュボードを外すとヒーターコアが見えてきます。

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漏れたLLCが緑の固まりになってます。ここのOリングだけで済む場合もあります。

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新しいヒーターコアと交換してダッシュボードを復元します。

その後、助手席のカーペットやマットにもれたLLCを掃除して完了です。