ボルボ850 ブレーキ鳴き
朝一や車庫入れの時に キーキー鳴くと言う事で 拝見しますと
リヤパットの十字スプリングのリベットが 飛んでます。
こんな感じで。 これでは パットがキャリパーの中で動いて鳴きの原因になります。十字スプリングは形状が変更になっており、
このように 一体になってます。又、アタリも強くなってます。
パットを組み込みますが パットグリスを塗ります。
このように キャリパーやスプリングに当っている部分が擦れてサビが出ています。ここにグリスを塗ります。
組込み後、鳴きの点検をして 完了です。
23:51
| ボルボ850
ボルボ850 エンジン掛からず
エンジンが 掛からなくなり レッカーで入庫です。
点検しますと 火花が飛んでないようです。ポンプもクランキングでまわりません。テスターの自己診断では カムシャフトセンサーと出ています。
これなんですが、
こんな感じで 付いてます。NAならば簡単な作業ですが 97yのターボなので センサーの脱着まで 色々外します。
その際に バキュームホースがダメージを受けます。劣化している事がほとんどなので ホース類も交換して行きます。
これが 劣化して交換したホース達です。
組み付け完了で、最後テスターでリセットして 完了です。
22:47
| ボルボ850
ボルボ850 ヒーターコア交換
ヒーターを付けると 甘いニオイで臭いと言う事です。エンジンを暖機して 最初は冷房(フルコールド)→暖房(フルホット)に。
その瞬間 「臭いっ」と、これは、ヒーターコアですね。
助手席の足元から攻めます。ヒーターコアはオーディオの裏付近にあります。アンプ付き車両は アンプを外してから ヒーターコアを外します。
外したヒーターコアです。
所々、LLCがにじんで硬化しています。
これだけ?な感じですが 充分 ニオイの元です。
BEHRのOEM品と交換しました。LLCのエア抜きをして完了です。
20:49
| ボルボ850
ボルボ850 アッパーマウント交換
走行中ギシギシ音です。アッパーマウントのラバーシートが切れてますので交換です。
左側は 真ん中が切れて抜けています。ここが擦れてギシギシ音がします。
表側です。左右共 こんな感じでした。
車両が接地した状態で アッパーマウントを見ますと
切れたラバーシートだと アッパーマウントのベアリングと上のキャップがくっついています。交換して接地状態で 正常な場合は、
このように 浮きます。
V70も 同じ不具合が 良くあります。ボンネットを開けて 一度点検してみると良いですよ。
22:06
| ボルボ850
ボルボ850 ブレーキ異音
100km/hからブレーキを掛けると 「ブゥワーン!!」と 凄い音がします。リヤブレーキの共振音です。
対策のパットシムがありますが、今回はパットが無名の社外品でした。
左が その社外品です。パットは右の純正と交換です。ただ、今回はローターが 焼けているので研磨します。
上の写真は研磨中です。黒い所は焼けている面でシルバーは削った面です。これだけヒズミが あると言う事です。
研磨のビフォアーアフターです。
対策のシムは これです。
作業後に アタリを出す為に試運転です。最後に高速でブレーキングを数回やって、共振音が出ないのでOKです。
16:43
| ボルボ850
ボルボ850 スロットルセンサー
エンジン不調とA/Tの変速不良です。同時に症状が出たのでエンジンとA/Tの共通の部分のトラブルかなと思い、テスターで診断してみます。
スロットルアングルが アイドリング時は0.0°が正常ですが、様子を見ていると不調の瞬間に8.0°とか5.5°とか示します。
完全な異常です。これはA/Tのコンピューターにも影響が出ますので変速不良の原因にもなります。
スロットルセンサーを交換して 試運転&様子見ですが、 良好です。
これが ダメなセンサーです。久しぶりの作業内容でした。
22:02
| ボルボ850
ボルボ850 エンジン不調で点火系交換
信号待ちで たまにエンジンが「ブルッ」となったり、加速時にドコドコとスムーズに加速しないと言う事で入庫です。
失火の状態なので プラグコードやデストリビューターを疑います。
主原因はプラグコードでした。4番がリークしています。
黒い所は 火花がリークしていた跡です。
13万km走行の車両なので デストリビューターとプラグも一緒に交換しました。
20:06
| ボルボ850
ボルボ850 デルタリンク交換
久しぶりの作業内容です。
アライメントを調整しきれない と申されまして、拝見しますと やはり曲がっていました。
左が中古ですが正常な物 右が曲がった物です。
ストレートエッジを あててみますと、左の曲がった物は隙間があります。右は ほぼ無いです。
最後にトーイン調整をして完了です。
23:26
| ボルボ850
ボルボ850 メッキ☆インタークーラーパイプ
850のインタークーラーパイプをメッキしてみました。
¥26250です。納期は お問い合わせください。ノーマルの下取りが可能な場合は メッキした物と交換できます。
16:29
| ボルボ850
ボルボ850 エンジンオイル漏れ
エンジンオイル漏れです。
オイルクーラーのホースより漏れています。ゴムホースとパイプのか締め部分から漏れてます。
今回はインレット側とアウトレット側の両方を交換します。
ホース交換ですが かなり入りくんでおり やりづらい作業です。
新しいホースです。黒いパイプでしたが 実は こんなに綺麗。
エンジンをかけながら 漏れの点検です。この後 下回りをスチーム洗浄して完了です。
23:44
| ボルボ850
ボルボ850 エンジンマウント交換
エンジンマウント交換です。10万kmを超えた車両がほとんどの850ですが費用対効果はバツグンです。
上の写真は良く悪くなる エンジンパットです。クランクプーリーの下に付いてます。上側の旧品は付根等にヒビ割れが見えます。
これは前側のエンジンマウントです。左の新品と比較しますと5mm程度つぶれています。
これは後側のマウントです。こちらは1cm程度つぶれています。Dレンジに入れた時 エンジンは運転席側に傾きますので負担も大きいです。
エンジンマウントを交換後、お客様が最初にエンジンを掛けた時、皆さん「あっ!」とか「おー。。」とか反応してくれます。
22:37
| ボルボ850
ボルボ850 ガソリン漏れ
ガソリンタンク付近より ガソリン漏れです。
「例のホースですか?」と聞かれましたが 漏れ具合から「ちがうかな?」となりました。
分解すると センダユニット(フューエルポンプのユニット)にヒビ割れがありました。ホースは大丈夫そうです。
表はガソリンでグスグスになってますが ヒビが見えます。裏側から見ますと良くわかります。
最近はホースより こっちのガソリン漏れが多いかな?
23:20
| ボルボ850
ボルボ850 ガソリン漏れ
ガソリンを満タンにした時、右リヤタイヤの裏あたりからガソリンが漏れる事があります。それは、ガソリンタンクのブローバイホースの破損によるものです。作業にはガソリンタンクの脱着が必要です。
こんな感じです。
ガソリンタンクの上面にはポンプやゲージが取付けられています。その近辺に 漏れてしまうホースがあります。
このように 破損しています。この他にポンプやゲージの取付け部のパッキンから漏れている事があったり、ポンプユニットのプラスチックの部分に亀裂が入り そこから漏れる場合もあります。
23:19
| ボルボ850
ボルボ850 足回り異音
よくあるスタビリンクや アッパーマウントは正常です。しかし、車庫入れ等のとき ハンドルを切って前後すると「コトッ ゴトッ」と鳴ります。
原因はスタビライザーでした。ホールドしているブッシュが破損しています。
850のスタビブッシュはスタビライザーと一体なのでブッシュのみの交換はできません。
スタビライザーを交換して 完了です。
23:54
| ボルボ850
ボルボ850 グローブボックス開かず
ここ何年かで 急増している不具合です。ある日突然 「あれっ!?」って感じです。この場合 フタの表面に穴を開ける必要があります。
今回は ベージュの中古品が見つからない為、穴を最小限に留めます。この穴からロックを開錠して作業します。
壊れたロックです。ロッドの先が折れた為 開きません。
左が閉の時、右が開の時です。開の時折れた部分が見えます。
ロックを中古のフタから外して移植します。これで再び開閉が可能になりました。しかし、穴は開いたままです。
今回は エンブレムを貼って凌ぎました。
22:54
| ボルボ850
ボルボ850 リバースランプ不灯
リバースランプが不灯です。もちろん 車検は不合格です。そして危険です。原因はインヒビタースイッチ(ギヤポジションセンサーとも言う)の内部不良です。程度によっては 暖機後に点灯するようになる物もあります。
これが、内部の接点です。右が正常な形です。左は斜めに磨り減っているのが判ります。
インヒビターの中です。グリスが古くなり黒く硬くなっています。接点の動きも悪くなり 前の写真の様に片磨耗してしまいます。
暖機後に点灯する車両は このグリスが熱で軟らかくなるからですが、いづれ 点灯しなくなるでしょう。
部品として 接点だけの設定が無い為 対応はインヒビタースイッチの交換になります。
12:12
| ボルボ850
ボルボ850 バッテリー上がり
バッテリー上がりも 色々原因があるわけですが、年数が経過するとバッテリーの端子の抵抗が多くなり 充電不良を起こします。
長距離を夜に走行した後や 真冬の早朝などにバッテリー端子で電圧を測定すると12.9V〜12.4V程度しか充電していません。でも、ダイナモの端子の部分や バッテリー端子の手前の配線で測定すると13.6V〜14V位で発電しています。
そこで、写真のように端子を交換してあげると かなり良くなります。
アーシングやダイナモから直接バッテリーに線を引く方法もありますが、これの方が効果テキメンです。それに 安全です・・。
車にとって 電気的抵抗(電気負荷)が一番負担になり 燃費や調子に影響します。
22:12
| ボルボ850
ボルボ850 ラジエター水漏れ
最近 また多くなってきたラジエター水漏れです。ラジエターはアルミとプラスチックで形成されていますので修理はできません。
写真の様にアルミとプラスチックの カシメの部分から漏れる場合と、
ホースの差込の部分がヒビ割れる場合が あります。
昔はラジエターは真鋳で 出来ていたので修理ができました。穴が開けば ロウ付けが可能でラジエター屋の職人にやってもらいました。でも重量が かなり有りLLCもマメに交換しないと すぐ錆びてしまいました。「3層ラジエター」なんて言うコア増しもできました。懐かしい・・。
23:01
| ボルボ850
ボルボ850 ラムダマークで水温センサー交換
ラムダマークが点灯しました。テスターで診断したところ、水温センサーの異常が出ました。
アイドリングでエアコンをONで様子を見ていると水温が70℃まで低下してしまいました。サーモスタットが開いたままの様です。
毎度お馴染みのサーモスタット破損でございます・・。
水温センサーも良くダメになるので一緒に交換してしまいます。
見た目では かなり傷んでますが、後どれ程 機能してくれるかは判断できません。このまま、廃車まで大丈夫かもしれません。でも、この直後に逝ってしまうかもしれません。
この後 組み付けて新しいLLCを入れます。試運転しながらエア抜きをして、冷却後に不足した分を給水して完了です。
02:03
| ボルボ850
ボルボ850 矢印マーク点滅
メーター内の矢印マークが点滅し、3速ホールドになってしまいました。
テスターで診断した所、A/T内部のコントロールバルブのソレノイドの不良のようです。
A/Tのオイルパンの中にあり、これでオイルの経路を変えて変速をします。そこにあるソレノイドを交換します。
これが ソレノドです。同じような部品が他に2個ありますが、今回は2速3速用のソレノイドを交換しました。
組み付け後、テスターで更正して試運転をして作動とオイル漏れの確認をして完了です。
23:07
| ボルボ850