ボルボ タイミングベルト交換
時々、タイミングベルトの交換の依頼を受ける時に「テンショナーやアイドラプーリーも交換しないとダメですか?」と聞かれます。
タイミングベルトが切れるとバルブとピストンが干渉する為、ヘッドをO/Hしないといけません。年式によっては中古エンジンと載せ換えの方が安かったりします。が、それほどダメージがあるんです。
自分の経験上 ベルトが切れる事よりもテンショナーやアイドラのプーリーが焼付きや破損を起こしベルトが外れるケースの方が多いのです。
中古車を販売する際に「タイミングベルト交換済み」をセールスポイントにしますが、プーリー類も交換済みか確認すると良いですよ。
01:52
| ボルボ850
ボルボ850 ブレーキ異音
850で 主に17インチ以上のタイヤを装着した車両で、山道を下ってきた時や、頻繁にブレーキを使用したとき リヤブレーキから「ブゥワーーン」と大きく唸る事があります。昔の電車のブレーキみたいで同乗者はビックリします。
ローターに熱がたまり 焼けてくると出ます。低ダストのパット等 社外パットの場合は よけいです。
対策としてパットのシムがあります。
左が それです。半分に切れていて矢印がタイヤの回転方向です。右はノーマルのシムです。これと入れ替えます。
今回は社外パットで 大変 硬い材質だったので純正パットに交換します。面取りもして有ります。
交換後、音は まったくしなくなりました。純正パットにしたので「キーキー」音も消えました。
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| ボルボ850
ボルボXC70 ボールジョイントのガタ
タイヤが変磨耗したり 旋回時に異音がします。
点検するとコントロールアームのボールジョイントにガタが ありました。分解すると、すでに抜け落ちる位 ひどい物でした。非常に危険な状態です。
285はボールジョイントだけ交換が可能です。エンジンメンバーを若干下げる為、なかなか派手な作業ですが、やる事は単純作業です。
なぜ、こんな事になるのかは、正直分かりません。乗り方なのか 部品の 当り外れなのか。
でも、走行中に以上が感じにくい不具合なので、定期的な点検は必要だなぁ と思います。
03:24
| ボルボV70 XC70
ボルボV70 ヒーターコアより水漏れ
エアコンの温度を フルコールドから温度を上げた時や 暖房を使用している時、クーラントの甘い匂いがする場合 ヒーターコアの水漏れが考えられます。ヒドイ場合、助手席の足元が濡れてしまいベトベトになります。ベージュなどの内装は緑色になってしまいます。
付いてる位置はカーステレオの裏側あたりです。足元を分解すると漏れを確認できます。
上の写真のように アルミのコアとプラスチックのタンクの継ぎ目から漏れます。
ヒーターコアの交換は そんなに難しくないですが、足元の濡れた所の掃除と乾燥が大変です。
01:13
| ボルボV70 XC70
ボルボ850 エアコンからパタパタ音
冷房は内気循環で使用しないと冷えが甘くなります。
今回は、そのフラップを動かすモーターの不良で 閉めようとしては外れ また閉めようとしては外れを繰り返し、グローブBOX付近から「パタン パタン」と音がしていました。
今回はマニュアルエアコンですが、部品は生産中止でした!!ですので中古パーツで対応です。
オートエアコンでも吹き出し口の切り替えが不能になったりしますが、これもモーターの不良や、その相手が割れたりしています。モーターは交換しか方法がありませんが フラップ側の割れの場合は程度によっては修理が可能です。ひどい物は交換ですがダッシュボードを分解してヒーターユニットを交換するしかないんです・・。
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| ボルボ850