04-7127-3072

VOLVO専門店の認証工場(運輸局認証番号3-4380)車検・整備・修理・点検などお任せください

過去のブログ

2009年12月28日

アウトゲゼレより

拝啓

2009年も残すところ あとわずかとなりました。 

皆様におかれましては、ますますのご清栄のこととお慶美申し上げます。本年は格別のご愛顧を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。来年も、より一層のご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。

                                  敬具

2009年12月28日

      

 

 


18:25 | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年12月26日

ボルボV70 C70 ブレーキ鳴き

ブレーキ鳴きですが、99y以降のT5や98y以降のV70Rは フロントローターが普通のV70より大きいサイズが装着されています。このタイプのフロントブレーキは 暖まってくると かなり大きなブレーキ鳴きを 起こす事があります。パットを交換してもローターを研磨したり交換しても直らない場合はキャリパーのトルクメンバーを交換する必要があります。

対策部品になっており、ウエイトが大きくなって 共振を抑えます。

   

交換した部分がゴールドに新しくなっております。

この車両が発売された当時、何をやってもブレーキ鳴きが 直らず大変苦労した覚えがあります。その頃は まだ新車保証整備の頃なのでお客様も御立腹でした。そして、このパーツが出てきました。

ブレーキが鳴かなければ 交換の必要はありません。


16:14 | ボルボV70 XC70 | コメント(1) | トラックバック(0)

2009年12月18日

ボルボ940 ブレーキ時 ハンドル振れる

ブレーキを踏むと ハンドルが小刻みにブルブルと振れる事が あります。一般的には ブレーキローターの歪による「ブレーキジャダー」ですが、940や740の場合 足回りの不具合によって 起こる場合があります。

コントロールアーム(テンションロッドとも言います)のブッシュの経たりや切れによる 不具合です。

上の写真は ロッドの前側のブッシュです。右の古いブッシュは つぶれたまま 固まっています。

  

ロッドに付いている 後側のブッシュは切れています。

これらの原因で 前後方向を支えるロッドの意味が無くなり ブレーキ時にフロントタイヤが 動いてしまうのです。高速でのブレーキでは どこかへ飛んで行ってしまいそうな位 ハンドルが振れてしまい危険です。

ローターを交換したり 研磨しても全然 改善されない場合は ここを疑いましょう。

 


18:37 | ボルボ940 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年12月12日

ボルボ940 ベルトの鳴く音

「キュルキュル」とベルトが鳴くので 交換や調整をしてみたが、全然良くならない事があります。そんな時は クランクプーリーを疑いましょう。

クランクプーリーにある、バイブレーションダンパーが付いています。クランクシャフトの回転によるベルトの負担を軽減します。このゴムの部分が傷むのです。

   

写真のように ひび割れてしまい この部分が滑るのです。エアコンがONになった時は、負担が多くなる為 なおさら滑ります。当然オルタネーターの回転が少なくなるので充電不良にもなります。

  

最悪は 上の写真の様にプーリーが飛び出してしまいベルトが全部 切れたり外れたりして 走行不能になってしまいます。

B230やB234のエンジンはウォーターポンプをVベルトで駆動する為、オーバーヒートにもなってしまいます。

自分の経験上 ボルボの4気筒エンジン独特のトラブルだと思います。

 

 


18:52 | ボルボ940 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年12月9日

ボルボ850 エンジンマウント 

アイドリング中に不自然な小刻みの振動。または、「ゴゴゴ」と言う音など。 この場合ベルトの下にあるエンジンマウントの破損の恐れがあります。

  

ゴムの部分が切れて もぐり込んでいます。

  

外して新品と比べると 沈んだまま固まっています。これでは、マウントとしての機能は無く ただのツッカエ板です。

  

本当は 他のマウントも交換すると より良いわけですが、この部分が特に傷みやすいので ココのマウント交換だけでも効果は絶大です。 

エンジンマウントですが、すべての部分において純正品を お勧めします。社外品で極端に安い物は かえって悪化します。交換工賃も安くありません。

交換後 エンジンを掛けた時「おっ!」と思うか「あれっ?マジ!?」って思うかです。          

 


22:12 | ボルボ850 | コメント(1) | トラックバック(0)

2009年12月5日

パワステの不具合

ハンドルを回すと「ウィーン」と うなり音がする時があります。一般的には、オイル漏れによるリザーブタンク内のオイル不足が原因です。が、今回はオイル漏れでは無く、オイル内にエアが混入してしまい うなってしまうトラブルです。

  

左が新品 右が古いタンクです。右は膨らんでいるのが分かります。

この中にオイルの通るパイプがあるのですが、そこが折れてエアが混入するのです。

左が 折れたパイプ 右が正常なパイプです。

ただのリザーブタンクですが オイルの流れがあります。

プラスチックの部品は軽量で良いのですが、熱による硬化で破損等のトラブルは多いです。昔のように 真鋳やアルミで 出来ていればよいのですがコストの事もあります。

今回の対策として V70(285)の後期モデルのタンクとホースに交換すると良いかもしれません。

 

 


18:55 | ボルボV70 XC70 | コメント(0) | トラックバック(0)